膿疱性乾癬について
膿疱性乾癬とはどのような病気で、
どのような症状があらわれるのか
をご紹介します。

膿疱性乾癬とは

膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)とは、
発熱やからだのだるさとともに、
赤くなった皮膚に
人に感染しない膿がたまったもの(膿疱)が
たくさんできる病気です。
乾癬という皮膚の病気のうち、発熱やからだのだるさ、皮膚の赤みとともに
人に感染しない膿がたまったもの(膿疱)がたくさんできるタイプの乾癬を膿疱性乾癬といいます1)2)
このうち、全身に膿疱があらわれる膿疱性乾癬汎発型)は、厚生労働省が定める指定難病のひとつです2)。 また、乾癬の種類のひとつですが、最も一般的な乾癬である尋常性乾癬じんじょうせいかんせん)とは
症状や発症までのプロセスが異なります。
参考文献
1)
清水宏. あたらしい皮膚科学 第3版. 東京: 中山書店; 2018.
2)
難病情報センター. 膿疱性乾癬(汎発型)(指定難病37) https://www.nanbyou.or.jp/entry/313
監修 
東京医科大学 皮膚科学分野
教授  大久保ゆかり 先生
1984年
東京医科大学 卒業
1998年
東京医科大学 皮膚科学講座 講師
2000年
米国スタンフォード大学医学部 研究員
(2004年4月まで)
2007年
東京医科大学病院 総医局会 会長
(2009年3月まで)
2010年
東京医科大学 医師・医学生支援センター センター長
東京医科大学 皮膚科学講座 准教授
2012年-現在
東京医科大学 皮膚科学講座 教授(2014年皮膚科学分野へ名称変更)
2013年-2021年
東京医科大学 医師・医学生支援センター 教授(11月 医師・学生・研究者支援センターへ名称変更、2019年 ダイバーシティ推進センターへ名称変更)
2018年-2021年
東京医科大学 学長特別補佐
2019年-2021年
東京医科大学病院 病院長特別補佐
作成年月:2023年3月