膿疱性乾癬について
膿疱性乾癬とはどのような病気で、
どのような症状があらわれるのか
をご紹介します。

膿疱性乾癬の症状

膿疱性乾癬は炎症が強く、
皮膚症状とともに発熱やからだのだるさ、
むくみや関節の痛みなどの
全身症状があらわれることがあります。
膿疱性乾癬の症状は炎症が強く、
皮膚だけではなく全身にさまざまな症状があらわれます。

皮膚の症状

全身あるいは広い範囲の皮膚に赤い発疹(皮疹)がある、もしくはあった
赤い発疹(皮疹)の上に、人に感染しない膿がたまったもの(膿疱)がたくさん出る、もしくは出た
膿疱は一度よくなっても、何度も繰り返しあらわれる
※皮膚にみられる病変
① 赤い発疹(皮疹)
② 膿疱
写真① :
大熊 慶湖, 池田志斈. ここまでわかった乾癬の病態と治療. 東京: 中山書店; 2012, p.94 から引用
提 供 :
大熊 慶湖 先生(医療法人社団 和山会 八王子駅前皮膚科)
写真② :
土橋 人士, 池田志斈. 乾癬・掌蹠膿疱症 病態の理解と治療最前線. 東京: 中山書店; 2020, p.285 から引用
提 供 :
土橋 人士 先生(順天堂大学医学部・大学院医学研究科 皮膚科学講座 准教授)

全身の症状

発熱、もしくはだるさがある
むくみ、もしくは関節の痛みがある
症状には個人差があります
詳しい情報は「GPPひろば®」の
GPPってどんな病気?」をご参照ください。
※GPP:膿疱性乾癬
監修 
東京医科大学 皮膚科学分野
教授  大久保ゆかり 先生
1984年
東京医科大学 卒業
1998年
東京医科大学 皮膚科学講座 講師
2000年
米国スタンフォード大学医学部 研究員
(2004年4月まで)
2007年
東京医科大学病院 総医局会 会長
(2009年3月まで)
2010年
東京医科大学 医師・医学生支援センター センター長
東京医科大学 皮膚科学講座 准教授
2012年-現在
東京医科大学 皮膚科学講座 教授(2014年皮膚科学分野へ名称変更)
2013年-2021年
東京医科大学 医師・医学生支援センター 教授(11月 医師・学生・研究者支援センターへ名称変更、2019年 ダイバーシティ推進センターへ名称変更)
2018年-2021年
東京医科大学 学長特別補佐
2019年-2021年
東京医科大学病院 病院長特別補佐
作成年月:2022年12月