スぺビゴ®による治療について
スぺビゴ®の特徴や
投与方法などについてご紹介します。

スぺビゴ®とは

スぺビゴ®は、膿疱性乾癬における
急性症状の改善に用いる生物学的製剤です。
膿疱性乾癬の症状が悪化した状態を指します。皮膚が赤くなり新たに膿疱が出始めたり、高熱やからだのだるさなどの症状がみられることもあります。
膿疱性乾癬の病態には、炎症を起こすサイトカインであるIL(インターロイキン)-36のはたらきが関与しています。
サイトカインは生体の免疫機能のバランスを保つ役割を持つ重要な物質ですが、膿疱性乾癬の患者さんの多くは、IL-36が過剰にはたらいてしまい、皮膚や全身に炎症を起こしています。
スぺビゴ®は、膿疱性乾癬の原因となるIL-36のはたらきを抑える生物学的製剤です。
スぺビゴ®のはたらき
(イメージ)
監修 
東京医科大学 皮膚科学分野
教授  大久保ゆかり 先生
1984年
東京医科大学 卒業
1998年
東京医科大学 皮膚科学講座 講師
2000年
米国スタンフォード大学医学部 研究員
(2004年4月まで)
2007年
東京医科大学病院 総医局会 会長
(2009年3月まで)
2010年
東京医科大学 医師・医学生支援センター センター長
東京医科大学 皮膚科学講座 准教授
2012年-現在
東京医科大学 皮膚科学講座 教授(2014年皮膚科学分野へ名称変更)
2013年-2021年
東京医科大学 医師・医学生支援センター 教授(11月 医師・学生・研究者支援センターへ名称変更、2019年 ダイバーシティ推進センターへ名称変更)
2018年-2021年
東京医科大学 学長特別補佐
2019年-2021年
東京医科大学病院 病院長特別補佐
作成年月:2023年3月