スぺビゴ®による治療について
スぺビゴ®の特徴や
投与方法などについてご紹介します。

日常生活における注意点

治療の後、症状を悪化させないために、
日常生活では次のようなことに
注意しましょう。
感染症に気をつける
かぜや扁桃炎などの感染症にかかると、膿疱性乾癬が再発したり、症状が悪化したりすることがあります1)
日ごろから手洗い・うがいなど、感染症予防を心がけましょう。
妊娠を希望する場合
妊娠したことがきっかけとなり、膿疱がつくられてしまうことがあると考えられています1)
妊娠を希望する方は膿疱性乾癬の主治医に相談しましょう。
皮膚への刺激をさける
皮膚を刺激すると発疹(皮疹)が悪化することがあります2)
症状がない箇所も含めて皮膚を強くこすったり、傷つけたりしないように注意しましょう。
また、日焼けも皮膚への刺激となります。過度な日焼けはさけるようにしましょう。
※皮膚にみられる病変
ほかの病気にかかった場合
膿疱性乾癬の治療薬以外の薬の使用や手術をきっかけに、膿疱性乾癬が再発することがあります1)
ほかの病気の治療を行うときは、膿疱性乾癬の主治医に伝えましょう。
また、ほかの病気で治療を受ける場合には、膿疱性乾癬の治療中であることと治療の内容を医師に伝えてください。
気分転換をしましょう
精神的なストレスは膿疱性乾癬を悪化させる原因となる可能性があります。
かゆみなどの皮膚症状がストレスとなり、膿疱性乾癬の症状がさらに悪化することも考えられます。
自分なりのストレス解消法をみつけて、うまくストレスを発散しましょう。
参考文献
1)
難病情報センター. 膿疱性乾癬(汎発型)(指定難病37)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/313
2)
稀少難治性皮膚疾患に関する調査研究班による2014年最新版.汎発性膿疱性乾癬Q&A.
https://kinan.info/Documents/nohoseikansen_qa2014.pdf
監修 
東京医科大学 皮膚科学分野
教授  大久保ゆかり 先生
1984年
東京医科大学 卒業
1998年
東京医科大学 皮膚科学講座 講師
2000年
米国スタンフォード大学医学部 研究員
(2004年4月まで)
2007年
東京医科大学病院 総医局会 会長
(2009年3月まで)
2010年
東京医科大学 医師・医学生支援センター センター長
東京医科大学 皮膚科学講座 准教授
2012年-現在
東京医科大学 皮膚科学講座 教授(2014年皮膚科学分野へ名称変更)
2013年-2021年
東京医科大学 医師・医学生支援センター 教授(11月 医師・学生・研究者支援センターへ名称変更、2019年 ダイバーシティ推進センターへ名称変更)
2018年-2021年
東京医科大学 学長特別補佐
2019年-2021年
東京医科大学病院 病院長特別補佐
作成年月:2022年12月