みんなで考える市⺠公開講座シリーズ

「⽪膚の病気 患者さんの笑顔のために」
記録集
第2回
皮膚の病気の悩み、
抱え込まないで
~患者さんが向き合う、
体と心の悩みを考える~
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日時:2021年11月7日(日) 13:00~14:00
主催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
後援:一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD
乾癬啓発普及協会/NPO法人 東京乾癬の会
P-PAT/

認定NPO法人 日本アレルギー友の会
質疑応答
講演に続いて行われた質疑応答では、
正しい情報の身に着け方や周囲との
コミュニケーション方法についてなど、
視聴者から多くの質問が寄せられました。
そのなかからいくつかご紹介します。
病気に関する情報がたくさんあると思いますが、正しい情報を収集するにはどのようにしたらいいでしょうか。
葉山先生
講演のなかでもご紹介した、厚生労働省の「情報を見極めるための10か条」
(https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/hint/)は、とてもわかりやすく書いてあるので是非ご参照いただければと思います。また、われわれ医療従事者も日々アップデートを心がけていますので、主治医に直接聞いてみるのもひとつの方法です。
他人の視線が気になり、何をするにも消極的になってしまいます。周りに対するアプローチなど、周囲の目を気にしなくてもよくなるようなアドバイスがあれば教えてください。
葉山先生
壽さんが言われたとおり、皆さんポジティブになっていただくのが良いのではないかと思います。まず、しっかりと治療を行うことを前提条件として、周囲の人ときちんと話をしていく。必ずしも悪意のある誤解ではなくて、善意からくる誤解もあるので、勇気を持って周囲の人ときちんと話してみるというのは重要だと思います。
壽さん
私も小学生の頃は引っ込み思案だったので、その気持ちはすごく分かります。私は夏を半袖で過ごしています。それでジロジロ見られることは、ほぼありません。なので、その状態に慣れてしまうのもいいかもしれません。目線が気になることもありますが、基本的には自分から肌を出して、それを当たり前の状態にすることを意識しています。