乾癬基本情報
乾癬基本情報
(てきじょうかんせん)
滴状乾癬
写真提供:森田 明理 先生
(名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科学 教授)
小宮根真弓, ほか. 困ったときに役立つSTEP UP乾癬診療.
東京: メディカルレビュー社; 2019. より作成
滴状乾癬は比較的若い世代に多く、全身に水滴大(数mm~1cm程度)の皮疹があらわれるのが特徴で、乾癬全体の約4%を占めるといわれています1)。かぜや扁桃炎などの感染症に続いて発症することが多く、溶連菌(ようれんきん)感染が多いとされています。1~3ヵ月ですべての皮疹が自然に消退するような場合もありますが、慢性に経過して尋常性乾癬に移行する場合もあります。
参考⽂献
1)
Takahashi H, et al. Dermatol. 2011; 38: 1125-9.